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織田信長は天正7年(1579)に天下統一をなしとげ、琵琶湖に面した安土に壮大な天主を持つ城を築きました。しかしその3年後、明智光秀の裏切りにより、あえなく49歳の生涯を閉じてしまいました。

信長亡き後、天下人となった豊臣秀吉は、後継者である豊臣秀次(ひでつぐ)に安土の町の再建を命じました。
それは安土の町の建物や人を隣の近江八幡に移し、京都の町をモデルに大規模な商業の町を作るという計画でした。

それゆえ、近江八幡は400年前のニュータウンであり、信長が夢見た国際的商業都市・安土の夢の原型は今も近江八幡の各所に息づいています。(西光寺には信長の墓が有るなど)

一方、江戸時代に入ると幕府は近江八幡を天領として直接に治めるようになりました。そして信長が集めておいた商人達はここを本拠地に全国で活躍するようになりました。それが近江商人の中心である八幡商人です。


安土城天主5・6階部分の原寸大復元